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昨日の「逆転裁判、宝塚歌劇で舞台化!」で色々と大騒ぎになったり、目眩を感じたりとありましたが、少し落ち着きましたので前向きに(本当は拒否したい…)ご説明を。 某所の書き込みやら様々な方のブログ等を拝見しましたが、やっぱりタカラヅカって力一杯ネタ扱いされているんですね…ううう。 確かにネタ扱いされても仕方無い部分はありますが(大羽根バーン!、とかミラーボールきらきらとかスパンきらきらとか等々)、昔は今ほど派手では無かったんですね。それが今になると羽根も大きくなる、衣装も無駄に光る光る(苦笑)。世界一強いピンスポットライトを持つ劇団で、ついでにあのミラーボールやら大羽根(トップスターが背負う羽根・雉羽なども使います)は、関西ならではの感覚だと言われた事もあるのだとか。確かに関東が本拠地のレビュー劇団であるならば、あのような今のスタイルにはなっていなかったでしょうね。
まぁ、そんな派手好き&独特の濃い舞台化粧が特徴のタカラヅカではありますが、あのドギツイ舞台化粧は、遠方席からでも演者の顔が見えるようにとの理由からだったような。 歌舞伎の化粧が派手なのと似てるのかもしれません。ずっと観ているとそのうち馴れます。馴れない方はとことん馴れないかもしれませんが。なので、本来タカラヅカはTV放映される舞台中継を基準に考えるのではなく、生舞台基準で考えるのです。 (大体において舞台化粧というものは濃いものです。東宝系ミュージカルも劇団四季も、宝塚歌劇ほどではありませんが、よく見ると結構化粧が濃いです。そうでなければ舞台栄えがしない&衣装負けするからかもしれませんが)
宝塚初心者の方でも取っ付きやすいといえば、座付き作家(演出家)の書いた芝居やレビュー・ショーよりも、海外ミュージカルの方がいいかもしれません。宝塚上演が日本初演、というミュージカルも実はそれなりにあります。 有名どころは、現在東宝で上演している「エリザベート」でしょうか。これは宝塚上演にあたり、色々と表現を調整して上演されました(そのため、潤色という言葉が使われています)。 現在東京宝塚劇場で上演中のミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」も、これが日本初演となります。この二つのミュージカルの潤色・演出担当の演出家は小池修一郎氏で、東宝ミュージカルの「モーツァルト!」の潤色・演出も担当しています。(「エリザベート」「モーツァルト!」はウィーンミュージカル、「スカーレット・ピンパーネル」はブロードウェイミュージカルという区分になります) このふたつのミュージカルと、あと個人的には2005年に上演された「アーネスト・イン・ラブ」も結構オススメです。これも一応日本初演ミュージカルなのですが、オフブロードウェイの作品です。でも楽曲難易度はかなり高め。こちらの演出担当は木村信司氏です。 小池・木村両氏のオリジナル作品はちょっと(いやかなり)オススメ出来ませんが、舞台演出は上手な演出家なので、こちらあたりを入門編にするとヅカアレルギーの方でも気安く観られると思います。 DVD(お値段が張りますが)も出ているので丁度良いのでは。
個人的には、宝塚版「エリザベート」は日本初演の1996年雪組版もしくは2002年上演の花組版を、「アーネスト・イン・ラブ」は月組版を(私個人は花組の亜流Ver.の方が好きですが)、「スカーレット・ピンパーネル」は発売されたばかりのDVDをオススメします(楽天ブックスで少し定価よりも安く購入出来ると思いますが、「スカピン」は発売されて間もないので、少し手にいれづらいかもしれません)。 日本初演の状態だと、タカラヅカ仕様にカスタマイズがほとんどされていないため、気軽にミュージカルとして楽しめますし、ヅカ化粧にも馴れる事が出来るかと(笑)。そこで耐性がついたら他の演目(BS12・TwellVで無料放送しています)をご覧になるのも宜しいかと。後は超王道(苦笑)のベルばらか。あまり何度も見る事はオススメしませんが(色々な意味で)、一度は見ないと損した気分になります。意外な事に、この超王道演目の「ベルサイユのばら」でヅカに嵌ったという方も多いのです。故に伝家の宝刀(凄い言い方…)等と言われる事もあります。反対にベルばら上演している時は宝塚歌劇が危機に陥っている時でもあるのですが(苦笑)。 まずは宝塚らしくない演目、特にミュージカルから入って、それからオリジナル演目を見てみるのが、ヅカに馴れるには良い方法だと、私個人としては思います。
それでも、映像で見るよりは実際に生の舞台を観る方が良いんですがね。 価格の安い席もありますので、金が勿体無いけれど興味があるという方は、価格の安い席でご覧になるのも良いかもしれません(舞台は遠くなりますが、生舞台の迫力や熱気は伝わってきます)。 もしくはオークション等で安く手に入れたり(苦笑)。
逆転裁判×宝塚歌劇という悪夢のようなコラボレーションを前向きに捉えるために、ヅカって実際どんな感じ?という方の参考になれば幸いです。実際に舞台として仕上がって来たらどうなるんでしょうね。案外まともな出来に…なっているかもしれません。
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